2011年3月21日
福島県いわき市のスーパーより緊急メッセージ

R2Linkのメンバーより以下のメッセージを掲載して欲しいとのリクエストがありました。
弊サイトが少しでも日本の復興にお役にたれてれば幸いです。


◇◇◇
いわき市では地震、津波による被災に原発関連の風評被害が重なり、多くの生活者の生活が危機にさらされています。一番大きな問題は医者が居なくなり、入院者が家に帰されて注射点滴が必要な方は生死の境にいるという、まさに「見殺し」の状態にあること。ガソリンの入手もままならず移動の手段すら確保が難しい状況です。

大手の小売業がほぼ撤退するなか、品物がある限り主要5店舗の営業を継続しているスーパーの社長からも、生活者目線にたった悲痛なメッセージをいただいています。
具体的な品物で最も品不足が深刻なのは生理用品と大人用子供用双方の紙おむつであること。
水の復旧が進まず、衛生状態が悪くなってきていること。
ガソリンの不足で社員の出勤の足を確保できないこと。

このスーパーはいわきに生活者が残っている限り撤退することなど考えられないというライフラインを担う企業としての使命感で従業員助け合いながら営業を継続しており、その姿には心をうたれます。いかに生活者に密着して信頼されているかは、Twitterの同地区被災者の情報交換からも十分知ることができ、涙が出てくるような内容も数多くあります。彼らが必死で集荷したものも2時には売り切れその時点でまだ1000人以上の列が残るのが普通という状況だそうです。

メディアの論調は復旧がすすみはじめたというトーンに変わりつつありますが、いわき市の現状からはかけ離れているといわざるを得ません。

このメッセージを読まれた方に各方面にこのいわきの窮状を伝えていただき、医者不足、薬不足、ガソリン不足が解消され、いわきに残る生活者に少しでも安心できる環境をもたらす動きになればと思っております。自分はスーパー向けの商品を調達、供給する立場の人間であり、日夜対応に追われておりますが、それだけでは足りないとの思いからこのメッセージを書きました。掲載していただける方々には感謝、感謝です。
(kazz.nishio)

鈴木敏仁 (04:51)

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