2010年5月 4日
[ウォルマート] 廃棄物の不法投棄で和解、2,760万ドルの支払いへ

カリフォルニア州236店舗で廃棄物を不法に処理していると州当局から訴えられていたウォルマートが、和解を選択し、制裁金として2,760万ドルを支払うというニュースが報じられました。

ウォルマートの店員が漂白剤を排水溝に流しているのを、サンディエゴ群の環境担当者が偶然見かけたのが5年前で、これがきっかけで州当局が調査を開始、法令違反が多数見つかって訴えられていたというのが経緯です。


5年前というとちょうどアンチウォルマート運動が盛り上がっていたときで、ウォルマートのあら探しがブームでした。やられてしまった、という感じでしょうかね。


こういうニュースが日本で報じられる場合、ほとんどウォルマートだけを書いて終わってるんじゃないかと思います。読む日本人は、ああ、ウォルマートってひどいんだな、とい印象を持つことになる。
しかし、今回のケースは一般企業に対する警告的な意味合いが大きいんですね。
「今回のケースは大小にかかわらずすべての企業に対する警告である・・・」と州当局の担当者がコメントしてます。同じような訴えを大手チェーンに対して起こす可能性を示唆していて、その中には競合のターゲットも含まれてます。

大手企業を叩くことで抑止力とする。
アメリカではよくあることではあります。

鈴木敏仁 (01:51)

コメントする

ペプシネックス



R2Link QR Code
R2Linkを携帯で!



バックナンバー

最近のトラックバック

2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            



ソリューションを売れ!
ソリューションを売れ!


Twitter

このブログのフィードを取得
[フィードとは]