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December 25, 2006

「ウォルグリーンが水平展開を決めたRFIDの使い方」Vol.10,No.52

アメリカ流通eニュース

 RFIDが脚光を浴びて久しいが、本格的に導入しようと積極的に動いているのはウォルマートだけで、ほとんどが日和見を決め込んでいる印象がある。私はとあるメーカーの方にウォルマートのイニシアチブについて聞いたことがあるのだが、RFID単体のコストだけではなく、その他すべてを勘案した総合コストという観点からは採算に合わず、ウォルマートに要請されているからつきあっている、という印象だった。
 しかしウォルグリーンがまったく別の用途でRFIDの実証実験を行い、効果を確認し、5000店舗超への導入を決めたことを知った。販促什器のトラッキングである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 4:57 PM |

December 18, 2006

「トランス脂肪酸は日本で規制されるのか?」Vol.10,No.51

アメリカ流通eニュース

 トランス脂肪酸(Trans Fat)という食品成分が存在する。ウィキペディアによると、「構造中の二重結合の一部がトランス型になった不飽和脂肪酸。多量に摂取すると悪玉コレステロールを増加させ心臓病のリスクを高める、またアルツハイマーやアトピー性皮膚炎などの現代病の原因になるといわれ、使用を規制する国も多い」となっている。
 マーガリンやショートニングなどの加工油脂に含有され、これを原料とする食品に含まれることになり、欧米で摂取量が多いとされる。そのため規制の動きが欧米で活発化していて、アメリカでは1月に含有量の成分表示が義務化されたのだが、さらに厳しい規制がニューヨーク市議会を通り、ひょっとすると全米へと波及するのではないかと言われている。
 日本ではあまり問題化していないのだが、セブンイレブンやデイリーヤマザキが自主規制に乗り出すなど、徐々に取り組む企業が出始めている。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 4:55 PM |

December 11, 2006

「イージーボタンが業革のシンボル、ステープルズ」Vol.10,No.50

アメリカ流通eニュース

 オフィスサプライのスペシャリティディスカウンター、ステープルズの調子が良い。第3四半期の決算では、売上高12%増の48億ドル、純利益高は29%増の2億9000万ドルと、大幅の増収増益であった。既存店成長率は4%増、オフィス用品のDS市場は絶えず飽和すると言われ続けている業界なのだが、そういうなかでこの業績は光っている。
 ちなみにこの1年間の既存店成長率は第1四半期が1%増、第2四半期4%増だった。一方競合のオフィスデポはと言うと、第1四半期から順に、3%、1%、3%で、わずかながら後塵を拝してはいるものの、こちらも決して悪くはない。
 実は両社ともにここ数年成長の踊り場を抜け出すための変革に取り組んでおり、成果が出始めているようだ。カギは旧来のDS型ビジネスモデルからの脱却である。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 4:51 PM |

December 4, 2006

「ビクトリアズシークレットの復調を引っ張るピンク」Vol.10,No.49

アメリカ流通eニュース

 ビクトリアズシークレット(以降VS)が12月5日に恒例となったファッションショーを開催した。大手テレビ局のCBSで放映されるなど今年はかなりの注目を浴びた模様。
 ファッション専門店チェーン最大手のリミテッドが82年に、わずか3店舗の時点で将来性を見出して買収し、成長させ、現在はおよそ1000店舗という巨大なフォーマットに成長している。ニッチフォーマットとして成長したのだが、1000店舗となるともうニッチとは言えないだろう。下着にファッションを持ち込んで新しい市場を開発し大きくしたという点で、この企業の持つ価値は大きい。
 ただアメリカでは、ファッション専門店は一般的に500店舗を超えると徐々に成長がスローダウンするもので、4桁近い店舗数を誇るビクトリアズシークレットは異例の規模と言う事ができる。そしてご多分に漏れず成長の踊場にぶつかったのが05年で、既存店成長率が1%に低迷したのであった。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 4:46 PM |

November 27, 2006

「セイフウェイ復活のカギはAuthenticity」Vol.10,No.48

アメリカ流通eニュース

 スーパーマーケット(SM)のセイフウェイが絶好調だ。数値がとてもよい。前年対比の伸びが、第1四半期の売上高3.2%増、純利益高8%増に続き、第2四半期が同じく6.4%増に83%増、第3四半期が同じく5.3%増に41%増と、最近のSM業界ではありえない数値がならんでいる。
 この好調は、表面的には昨年から開始したマーケティングキャンペーンの成果なのだが、実は数年にわたる綿密な立て直し戦略に基づいたものなのである。その基本は、'Authentic Marketing'にある。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:51 PM |

November 20, 2006

「コストコの強さを考える」Vol.10,No.47

アメリカ流通eニュース

 コストコは昨年度(年度末は8月末)、フラットパネルTVの売上高が10億ドルを超えたのだという。昨年対比で60%の伸びである。
 私はいつもコストコを使うことにしているのだが、先週末に久しぶりにサムズに行き、入り口近辺の家電売場にずらりと並ぶ価格の高いフラットパネルTVに少々驚いた。
 コストコの一店舗あたりの売上高はサムズの1.5倍以上なのだが、理由はマーチャンダイジングの巧妙さにある。これをサムズは何度もコピーしようとしては失敗し、最近は基本に立ち返れということで、コストコのコピーはやめて法人客に特化しようとしていたのだが、再び一般会員向けMDを強化し始めている印象がある。
 このようにサムズには戦略のぶれがあるのに対して、コストコは実に一貫した戦略で、優良企業としていまだに成長企業である。そのカギは何なのか。
 Fortune誌が創業CEOのジム・シネガルを取り上げているのだが、記事を土台としてまとめておこうと思う。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:47 PM |

November 13, 2006

「ケアマーク買収プランから見えて来るCVS変革の方向性」Vol.10,No.46

アメリカ流通eニュース

 ドラッグストアのCVSがケアマークという企業を買収すると発表した。前者の売上高は370億ドル、後者が330億ドル、小さくないディールである。株式の市場総額は前者が235億ドル、後者が213億ドル、売上高と市場総額を見るとCVSの方が若干大きいが、大きな違いというわけでもなく、対等合併に近い印象である。買収後の名称も、CVS/ケアマークとなるので、並立というイメージだろう。
 CVSは簡易医療サービスプロバイダーのミニットクリニックを買収したばかり、この立て続けの買収プランを並べて鳥瞰すると、CVSの単なる物販ビジネスを超えようという長期戦略が見えてくるのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:45 PM |

November 6, 2006

「イデオロギーが購買行動に影響を与える時代」Vol.10,No.45

アメリカ流通eニュース

 米国企業の多くもご多分に漏れず政治献金を行うのだが、その振り向け先が論議の的となることが少なくない。例えばウォルマートは歴史的に共和党への献金の比重が高い企業だったのだが、そのため民主党からの攻撃を受けることが多く、ここ数年の労働組合との確執も、少々大げさに表現すると共和党対民主党の代理戦争と言えなくもない。
 同社はこの問題を解決するために民主党への献金額をここ数年高め始めている。
 政治的信条を鮮明に打ち出すことがさほど問題化しなかったのは昔のことで、いまはストライキや商品ボイコットにまで発展する危険性をはらんでいるのである。その理由は、消費者のコミュニケーション手法が大きく変わってきているからなのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:39 PM |

October 30, 2006

「ウォルマート、来年の出店ペースを減速」Vol.10,No.44

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートが毎年10月恒例となっているアナリストや投資家向けのカンファレンスを開催した。現状説明や来年のビジネスプランが発表されるため、注目度がいつも高い。
 先週末、ウォールストリートジャーナル紙が株式面の1面に大きく、「Investors to Wal-Mart: Slow Construction pace(投資家からウォルマートへ:建設ペースを遅めよ)」という記事を掲載している。強気の設備投資で新店とリモデルを強化しているが、売上が伸び悩んで強気の投資に見合うリターンが出なくなってきている、そろそろスローダウンして、配当など別のリターンを増やせ、というような文脈であった。
 こういう記事が出ること自体アメリカならではなのだが、ウォルマートに対するメッセージ記事がカンファレンス開催の前週末に掲載されるということは、このカンファレンスに対する注目度が非常に高いことを意味している。
 さて、今回発表された来年のプランだが、キーワードはウォール街期待通りの'減速'であった。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:37 PM |

October 23, 2006

「顕在化するオーガニックのマス化に伴うリスク」Vol.10,No.43

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートがマンハッタンのタイムズスクェアに、23日と24日の2日のみの短期特別展示場を設置した。"Everday Green"と称する環境サステナビリティのデモンストレーション用途で、環境に優しい商品を陳列するなどし、サステナビリティ担当幹部がメディアに対してツアーを実施するのだという。
 実は23日にウォルマートは来年のプランを発表するカンファレンスを開催しており、これに合わせて自社をアピールする目的で特設会場を作ったのだろう。
 ウォルマートによる環境サステナビリティ・イニシアチブは、単なるリップサービスではなくてかなり本気だと私は思っている。その一環で、オーガニック商品を本格的に導入し始めたのは今年の初頭からだ。その目論見等についてはこのニュースでもすでにレポートした。
 大手SMも強化中で、PB開発に力をいれ始め、例えばセイフウェイは'O'という名称で導入済みだがプレミアムブランドという位置づけでアイテム数は目視するだけでもどんどん増えている。
 マーチャンダイジング上の取り組みだけでは無くて、スーパーバリュはサンフラワーという店舗名で小型のオーガニック専門店を新フォーマットとして開発している。
 オーガニックはいわばアメリカのブームであり、このブームに乗って各社がニッチからマスへとこの急成長分野を引きずり出そうとしている。しかしながら、過去のニュースで少々触れたとおり、ニッチからマスへのプレッシャーによって、オーガニックが持つ本来の存在価値が失われるという懸念が出てきている。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:33 PM |

October 9, 2006

「アップルが開けたパンドラの箱」Vol.10,No.41

アメリカ流通eニュース

 アップルがビデオダウンロードのサービスを、ディズニーとのアライアンスで開始したことはご存知のことと思う。動画を持ち歩く時代がもうすぐそこまで来ている。アップルはiTuneで音楽の買い方を変えるという大きな変革をもたらしたわけだが、今度はおそらく動画の買い方を変えるだろうと言われている。
 この動きに対して不快感を表明しているのがウォルマートとターゲットである。アップルは新作を14.99ドル、旧作を9.99ドルで販売しようとしているのだが、これはDVDの平均仕入れ価格よりも安く、卸価格が不公平だという主張である。
 ターゲットが大手配給会社に対して、公平な価格が提供されなければ棚のシェアを見直すという内容の文書を送り、このことが紙上で報じられるなど、テンションはすでに公のものとなりつつある。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:28 PM |

October 2, 2006

「チコズFAS、成長神話の終焉か?」Vol.10,No.40

アメリカ流通eニュース

 有名企業の陰に隠れて日本ではあまり知られた企業ではないのだが、チコズFASというアパレル専門店チェーンがある。ここ数年小売業界を超えた総合ランクでも、成長企業としてずっとトップ近辺にポジションしてきた有名企業だ。
 この会社が8月に既存店成長率2.6%のマイナスを記録した。実に113ヶ月連続で、つまり9年以上既存店成長率を伸ばしてきた後だけに驚きが大きく、その後8月には通年の業績を下方修正、直後に株価が24%も下落している。
 日本ではあまり知られた企業ではないので、何が成長を引っ張ってきたのか簡単にまとめておきたいと思う。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:23 PM |

September 25, 2006

「ウォルマートがジェネリック処方薬を大幅値下げ」Vol.10,No.39

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートがジェネリック処方薬の値下げを21日に発表したのだが、多くの全国紙が一面で掲載、ドラッグストア企業や製薬メーカーの株価が大きく下落するなど、非常に大きなインパクトを持って迎えられた。
 ウォルマートは否定しているのだがイメージアップ戦略の一環という見方もあり、そういう意味では大成功だったようだ。このイニシアチブが今後どういう意味を持ってくるのか、考えてみたい。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:21 PM |

September 18, 2006

「フェデレイテッドが400店舗をメイシーズに大転換」Vol.10,No.38

アメリカ流通eニュース

 フェデレイテッドが117億ドルを投じてメイデパートメントストアを買収したのは、昨年の8月のことであった。以来およそ1年、メイの傘下にあった400店舗を、9月9日をもってすべてメイシーズに転換した。
 シカゴのマーシャルフィールズなど著名な老舗の看板が消えることに対する批判が多く、また一つのモールに二つのメイシーズが入居するケースが増えることによるカニバリズムを懸念する声も多く、その前途は多難のようだ。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:18 PM |

September 11, 2006

「シアーズブランドのKマートでの拡販」Vol.10,No.37

アメリカ流通eニュース

 シアーズがハードウェアカテゴリーのプライベートブランド、クラフツマンを全Kマートで販売することを発表した。
 シアーズが持つトップPBをKマートで販売することは、両社合併によるシナジー効果として最も期待されてきたものである。しかしなにかとハードルがあるようで、遅々として進んでこなかった。ようやく実現されようとしているのだが、フラッグシップとも言えるアプライアンスのブランド、ケンモアが拡販する前に苦戦を始めていて、前途は相変わらず多難と言えそうだ。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:16 PM |

September 4, 2006

「ショッピングセンターデベロッパーの泥仕合」Vol.10,No.36

アメリカ流通eニュース

 ロサンゼルスにはザ・グローブというオープンモールがある。ファーマーズマーケットという観光地の横にオープンした再開発型のショッピングセンターなのだが、いろいろな意味でなかなかユニークな存在である。ライフスタイルセンターの先駆けのような存在だし、このライフスタイルセンターをもっとも先鋭化しハイエンドにしたらこうなるというサンプルのようだし、そして再開発型としての成功例でもある。
 開発したのはカルーソー・アフィリエイトというSCデベロッパー業界ではほとんど無名の企業である。リック・カルーソーというもともと弁護士だった人物が起こした会社だが、グローブの成功で一躍表舞台に飛び出たと言ってよいだろう。カルーソーは今や知る人ぞ知るという存在となっている。
 さて、グローブの成功を背景として、この人物は同じタイプのSCを増やそうとしていて、ロス郊外のグレンデールですでに認可を受けて着手しているのだが、さらにアーケディアという町にも作ろうとし、近隣に存在するSCオーナーからの反撃を受け、市議会をも巻き込んでの建設認可をめぐって泥仕合となっている。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:15 PM |

August 28, 2006

「ライトエイドがブルックス/エッカードを買収」Vol.10,No.35

アメリカ流通eニュース

 CVSによるセブオン/オスコーの買収、ウォルグリーンによるハッピーハリーの買収と、ドラッグストア業界にM&Aが多発しているのだが、再び大きなM&Aが発表された。ライトエイドがカナダのジャン・コトゥから北米傘下のブルックス/エッカードを買収するのだと言う。ライトエイドと言えば、無理な買収による経営悪化を隠すための粉飾会計で創業2代目が有罪となり、会社自体も倒産寸前まで行った企業である。
 業績はかなり戻ってきたとは言え、好調とは言えない状態で、この大きな買収だ。少なからず無理があるのだが、現在の米国のDgs業界はそれほど規模を求めなければならない環境にあるということなのだ。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:13 PM |

August 21, 2006

「ウォルマートによる環境問題への取り組みインパクト」Vol.10,No.34

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートが昨年から大きな変革に取り組んでいることについてはここで何回か触れたと思うが、その一つが環境や社会貢献といった側面の強化である。リー・スコットの言葉を借りると'headline risk(メディアの見出しリスク)'、つまりアンチウォルマートグループによる批判的な記事によるリスクを回避するための取り組みの一つである。
 例えばアパレルPBのジョージにオーガニックコットンを使ったベビー服を投入したり、オーガニック食品のアソートメントを増やしたり、環境に取り組むパイロットストアを2つ建設したりと、目に見える変化は出てきている。しかしウォルマートの過去を見る限り、このあたりについては、持続性のない、ただのリップサービスのような気がして、あまり私は興味がなかったのである。
 しかしFortuneがカバーストーリーで取り上げたことで、実はかなり本気であることが分かってきた。巨大なウォルマートが動くと、わずかな変化でもアウトプットが大きなものになるのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:10 PM |

August 14, 2006

「セルフレジのメリットとデメリット」Vol.10,No.33

アメリカ流通eニュース

 アメリカではセルフレジを導入する企業が増えている。最初に導入に踏み切ったのはSM企業だったと記憶している。ウォルマートは数店舗での実験からはじめ、ネイバーフッドマーケットからはプロトタイプでの導入を開始し、現在ではスーパーセンターのプロトタイプもセルフレジつきである。
 ウォルマートとSM企業以外では、ホームデポが導入を進めている。最近ではあいている通常のレジよりもセルフレジの方が多い店もあるくらいだ。
 私は購入するアイテム数が少ない場合は迷わずセルフを使ってしまう。1アイテムのためにわざわざ人を煩わせるのが嫌だからで、結構重宝している。しかしながら、これから書き進めるように、まだまだ完成した技術とは言えないのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:08 PM |

August 7, 2006

「ウォルマートがドイツで失敗した理由」Vol.10,No.32

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートがドイツからの撤退を決めたことはご存知のことだろう。日本では韓国撤退直後に、次は日本か、と色めきたったようなのだが、私は撤退するならば次はドイツしかないとブログで書いた。その後ドイツの赤字店舗の閉鎖が発表されたので、退却まで踏み込まずリストラ程度で終わらせるのかなと思っていた矢先の撤退決定であった。
 No25で書いたが、おそらくデュークのプライオリティはポートフォリオの見直しによる海外事業の強化にあるものと思っている。回収の見込みの立たない赤字事業(この場合は国家)に見切りをつけ、見込みのある事業には投資を増やして収益を上げる、ということである。メンザー時代は、日本への進出や、イギリスやメキシコの成長で、海外事業全体を大きく成長させたが、どちらかというと地固めにプライオリティを置いていたような気がしている。デュークに期待されているのは、固まった体制を土台としての飛躍であろう。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:05 PM |

July 31, 2006

「止められない資本のグローバル化」Vol.10,No.31

アメリカ流通eニュース

 ミタルスティールというインドに本拠を置く鉄鋼企業が、アルセロールというヨーロッパに本拠をおく鉄鋼企業の92%の株を取得することが報じられた。鉄鋼業界のことはよく知らないのだが、世界1位の企業が世界2位の企業を買収するという特大ディールなのだそうで、買収後は日本全体の鉄鋼生産分と同じボリュームを、ミタル1社で生産する規模になるという。
 このニュースを聞いて私はふと資本のグローバル化というものについて、とりわけ我が国の食品日用品(CPG)業界が今度どうなるのかについて、考えてしまったのであった。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 3:01 PM |

July 24, 2006

「リテーラーがバイアウトされやすい理由」Vol.10,No.30

アメリカ流通eニュース

 他企業の資本を借入金で買収し、てこ入れして価値を高め、資本を転売して利益を獲得するビジネスモデルをバイアウトと言う。日本では'買収ファンド'という表現が定着してしまっているようだが、このビジネスの本質を伝えきっていないように感じていて、やはりバイアウトを使うべきだと個人的に思っている。
 24日にHCAという病院チェーンがバイアウト企業に資本買収されたのだが、総額213億ドルという巨額なものであった。金融データ企業の調査によると、今年に入ってからのバイアウト総額はこれで3,730億ドルに達しているのだという。1ドル120円換算で、45兆円!
 小売業界も例外ではなくて、6月30日にマイケルズが60億ドル、そして7月14日にはペットコが16億8000万ドルでたて続けにバイアウトされている。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:18 PM |

July 17, 2006

「インストアTVネットワークが持つポテンシャル」Vol.10,No.29

アメリカ流通eニュース

 今回は前回のトピックの中で出てきた、店頭でのTVネットワークについて簡単にまとめておこうと思う。日本ではあまり触れられていない分野だと思うし、テーマが違うので私も書いたり話したりすることがないのだが、実はかなりの規模であることと、使い方次第では非常におもしろいツールになると思われるのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:16 PM |

July 10, 2006

「店頭広告の一般メディア化を指向する米国流通業界」Vol.10,No.28

アメリカ流通eニュース

 PPAI(Promotional Products Association International、国際販促物協会)という販促物を作る、または使う企業の協会が、インストア広告調査(In-store Advertising Study)というベンチマークスタディを主催し推進しようとしているのだが、主要企業であるウォルマートとP&Gが6月に委員会から脱退することを表明した。理由は明らかになっておらず、様々な憶測が流れている。
 興味深いのは、店頭をメディアと捉えて、テレビやラジオ広告と同等の測定基準を作ろうという、このベンチマークスタディの目的である。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:14 PM |

July 3, 2006

「ウォルグリーンがリージョナルチェーンを買収した理由」Vol.10,No.27

アメリカ流通eニュース

 ウォルグリーンによるハッピーハリーというリージョナルチェーンの買収ガ、6月初頭に発表された。およそ1ヵ月後の6月29日には、メドマークというスペシャリティファーマシーも買収している。およそ買収とは縁遠いと思われているウォルグリーンなのだが、若干の軌道修正をし始めたようだ。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:11 PM |

June 26, 2006

「コカコーラの物流システムに変革を促すウォルマート」Vol.10,No.26

アメリカ流通eニュース

 コカコーラのボトラー50社が、コカコーラを相手取って訴訟を2月末に起こしている。理由はウォルマートがコカコーラのDSD物流に対して変革を迫り、これを受けざるを得なくなったコカコーラがボトラーに対して変化を要請したのだが、受け入れを拒んだボトラーが訴訟で対抗しようとしたものである。
 6月1日にはコカコーラ社が法廷で、ウォルマートからの要請の一部を証言したのだが、メーカー物流に対してさえも効率化を迫るウォルマートの姿が浮き彫りとなった。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:09 PM |

June 19, 2006

「ウォルマートの韓国撤退から国際戦略の転換を読み取る」Vol.10,No.25

アメリカ流通eニュース

 5月末にウォルマートが韓国から撤退を発表した。以来、何件か私の意見を求めるメールが届いたので、ホームページには2回に分けて書いたのだが、ここで私の見方をまとめておこうと思う。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:07 PM |

June 12, 2006

「全米10位にランクされたターゲットカード」Vol.10,No.24

アメリカ流通eニュース

 ターゲットの自社クレジットカード(愛称はレッドカード)が、クレジットカード業界のランキングで全米10位になったことが明らかになった。自社クレジット事業を持っている小売企業はいまや限られていて、唯一ノードストロムが27位なので、10位というポジションがいかに大きいかということが分かると思う。カード保有者数は1600万人を超えている。
 米小売業界では自社クレジットを持つことがトレンドだった時代があるのだが、シアーズ、JCペニー、サーキットシティ等々、売却してアウトソースすることが今では普通で、ターゲットは異色である。なぜか。その理由を考えてみたい。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:03 PM |

June 5, 2006

「ウォルマートのお祭り型株主総会、テーマは変革」Vol.10,No.23

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートの株主総会が6月2日に開催された。いつもどおりのお祭り型総会だったようだが、昨年来取り組んでいる変革を象徴するように、経営層のコメントはすべて変革を基調としたものだったようだ。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:00 PM |

May 29, 2006

「日米同時に進行する大型店舗を規制する動き」Vol.10,No.22

アメリカ流通eニュース

 日本で改正都市計画法が参議院で成立したのと時を同じくして、サンフランシスコエリアの小さな町がウォルマートを拒絶した。アメリカにおいては出店を規制する連邦法は存在しないため、各地方自治体それぞれが出店の可否を決めることになる。大型店を拒否する点では日米ともに同じ動きと言うことができるのだが、地方の自治に委ねられている点においてはまったく異なる事例ということができる。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 9:51 AM |

May 22, 2006

「マスターカードの上場と小売業界の抵抗」Vol.10,No.21

アメリカ流通eニュース

 マスターカードが上場した。上場初日は期待通りに株価が上がらなかったのだが、翌日からは上げ基調にある。23億9000万ドルを調達、2年前にグーグルが調達した17億ドルを超えて久しぶりの大型上場となった。市場総額60億ドルという大型公開企業の誕生である。
 さて初日に株価が公開価格よりも落ちたのだが、その理由として指摘されていたのが抱えている訴訟の多さで、その原告の多くは小売企業なのである。何回かここでレポートしたが、年々高騰する手数料に手の打ちようのない小売企業が、訴訟で抵抗している。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 9:48 AM |

May 15, 2006

「2010年までにおこっているであろう7つの流通予測」Vol.10,No.20

アメリカ流通eニュース

 ACニールセンとスペクトラの2社をスポンサーとして、流通業界のマーケティング情報を交換するConsumer360という名称のカンファレンスが毎年開催されている。今年は5月16~18日の間に実施された。
 複数あるセッションの一つにおいて、ニールセンの上級副社長トッド・ヘールが、2010年までに普及しているであろう7つの業界予測をスピーチしたのだが、ユニークなので私の意見を付け加えながらここでレポートしたい。(ここではCPG業界;つまりSM、Dgs、DS業界を前提としている)

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 9:44 AM |

May 8, 2006

「ウォルマートのオーガニック強化とそのインパクト」Vol.10,No.19

アメリカ流通eニュース

 ウォルマートがダラス郊外にアップスケール市場向けの実験店をオープンした。販売革新に取材記事を書いたので、詳細はそちらをお読みいただくとして、今回はこぼれ話ということで、ウォルマートとオーガニックについて書きたい。この新店で500アイテムのオーガニック商品をアソートして実験しているのだが、メディアにとってはよほどインパクトが強かったのか、しばらくこのネタが踊った。
 その議論の内容を中心にして、SM業界におけるオーガニックというカテゴリーについてまとめる。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 7:42 PM |

May 1, 2006

「存亡の危機にあるミルズ、その真相は?」Vol.10,No.18

アメリカ流通eニュース

 ミルズという大型ショッピングモールをご存知の方も多いことと思う。買い物とエンターテイメントをミックする'ショッパテイメント'というコンセプトをモールに持ち込んだパイオニアだ。この企業が今存亡の危機にある。その経緯についてまとめておこう。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 7:38 PM |

April 24, 2006

「変革を志向するウォルマートの新たな取り組み」Vol.10,No.17

アメリカ流通eニュース

 4月18日にウォルマートが2回目となるメディア向けのカンファレンスを開催した。メディアバッシングに業を煮やした同社が昨年からはじめたもので、今回はおよそ70人を集めて本社近くのホテルで2日間にわたって実施された。
 かなり多くの新イニシアチブを発表したようで、各メディアそれぞれが、それぞれの思惑によって様々な記事をリリースしているのだが、ここで簡単にまとめておこうと思う。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:01 PM |

April 17, 2006

「増えるインストアクリニック、その背景は・・・」Vol.10,No.16

アメリカ流通eニュース

 店舗内に簡易クリニックを設置し、簡単な医療行為を提供するインストアクリニックを実験する企業が増えてきている。現時点で発表されているだけでも、ウォルマート、ターゲット、マイヤー、クローガー、パブリックス、ハイビー、ブルーノズ/バイロー、CVS、ライトエイド、ロングス、と、枚挙にいとまが無い。
 各社ともに実験段階で今後どうなるかは不透明だが、取り組み企業は確実に増えている。ウォルマートの事例をとりあげながら、背景を簡単にまとめておく。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:22 PM |

April 10, 2006

「本社人員300人を解雇する好調企業ベストバイ」Vol.10,No.15

アメリカ流通eニュース

 ホームページに記事を掲載したが、ビジネスウィークが選ぶ優良企業50社の19位にランクされたのがベストバイである。11位のロウズが上にいるだけで、44位ステープルズ、50位ホームデポと他はランクが低いし、この4社しかディスカウントストア業態からランクインした企業はいないことからも、その好調ぶりが分かるというものだ。
 この好調企業が4月3日に、本社社員300人の解雇を発表した。店舗も含めた全社員12万人強のわずか0.25%の人員削減をあえて実施し、あえて発表する意図を考えてみたい。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:17 PM |

April 3, 2006

「ダブルクーポンをやめるボンズ」Vol.10,No.14

アメリカ流通eニュース

 南カリフォルニアのボンズが3月31日に、ダブルクーポンを撤廃することを表明した。
 ダブルクーポンとは、クーポンの割引券面額を使用時に2倍にするもので、いわば販促がエスカレートして誕生して定着した手法である。
 米国におけるクーポン販促はほとんど文化の域に近く、新聞に折り込まれるクーポンを切り取って、店舗で割り引いてもらう消費行動はデイリーライフとなっている。ほぼ全SM(やDgs)がクーポンを受けとるのだが、ダブルクーポンとするのはそのうちの半分だそうだ。
 今回のボンズの決定は、クーポンを使用する消費者行動の変化が背景にあるようだ。その成否によっては他に波及して行きそうで、内外の注目が集まっている。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:14 PM |

March 27, 2006

「JCペニーによる企業文化の改革」Vol.10,No.13

アメリカ流通eニュース

 JCペニーが'おばあちゃんの店'というイメージからの脱却を目指して、ポップアップストアと呼ばれる同社らしからぬマーケティング手法を使って企業イメージのオーバーホールを実施していることは前々回にレポートした。
 この戦略を引っ張っているのがマイク・ウルマンという新CEOなのだが、企業文化の改革にも取り組んでいることも全国紙によって報じられた。JCペニーはいま大きな業革の中にいるのだが、うねりがおおきいだけに内外の注目を浴びているわけである。
 今回は、報じられた企業文化の変革についてまとめたい。(参考WSJ誌)

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:11 PM |

March 20, 2006

「スーパーマーケット業界の最新トレンド」Vol.10,No.12

アメリカ流通eニュース

 FMIが毎年恒例となっているFacts About Store Development:店舗開発に関する調査の結果を発表した。スーパーマーケット業界の店舗開発についての大きなトレンド、つまり今どういう作り方が流行っているのかを調査分析してレポートしたものである。
 実はだいたい分かっていることではあるのだが、FMIという公的機関による発表が業界にインパクトを持つわけだ。
 ここで簡単にまとめておこうと思う。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 1:05 PM |

March 13, 2006

「JCペニーとポップアップストア」Vol.10,No.11

アメリカ流通eニュース

 ポップアップストアとは米国流通業界の業界用語で、期間限定でオープンする広告用途の店舗のことである。
 JCペニーが3月3日から26日までの期間でこのポップアップストアをマンハッタンにオープンさせた。JCペニーのイメージと合わない戦略と言えるのだが、逆に言うと同社はイメージを大きく変えようとしているのである。
 業績を落として精彩を欠いていたJCペニーなのだが、再建が終わって、攻めに転じ始めている。このポップアップストアは、'104年の歴史で最大の広告キャンペーン'の一環なのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 10:23 AM |

March 6, 2006

「ショッピングセンターデベロッパーがデパートメントストアから店舗を買う理由」Vol.10,No.10

アメリカ流通eニュース

 ショッピングセンターデベロッパーが、デパートメントストア(Dpt)から店舗を獲得するという取引が成立した。デベロッパーはウェストフィールドという、オーストラリア資本のグローバル企業、そして相手はフェデレイテッドである。
 このディール、今後のモールの行き方を示唆していて興味深いのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:26 PM |

February 27, 2006

「業績悪化と学歴詐称スキャンダル、苦難が続くラジオシャック」Vol.10,No.09

アメリカ流通eニュース

 このレポートで取り上げるのはひょっとしたら初めてかもしれないが、今回はラジオシャックを俎上に上げる。
 17日に、第4四半期の大幅な減益と、最大で700店舗のクローズと言う大型リストラプランを発表したのだが、今この企業に耳目が集まっているのは、昨年CEOとなった人物の学歴詐称問題である。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 6:25 PM |

February 20, 2006

「ウォルマートとテスコの攻防」Vol.10,No.08

アメリカ流通eニュース

 前回テスコによる米国進出をテーマに書いたばかりだが、今度はアズダが英国で小型フォーマットを開発することを発表、ウォルマートとテスコの戦いがエスカレートしている。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 6:23 PM |

February 13, 2006

「テスコが米国進出を発表、その勝算は・・・?」Vol.10,No.07

アメリカ流通eニュース

 英国最大のSMチェーン、テスコがコンビニエンスストア業態による米国進出を発表した。テスコにとって米国進出は念願で、やっと決めたかという印象が強いのだが、一方買収で出るだろうと思っていたので、独自進出するという点については意外であった。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 6:18 PM |

February 6, 2006

「タルボットがJジルを買収、顕在化する中年女性市場」Vol.10,No.06

アメリカ流通eニュース

 アパレル専門店チェーンのタルボットが6日、Jジルを買収することで合意に達したと発表した。タルボットはJジルの発行済み株式を現金で獲得する。総額は5億1700万ドル程度となる見込みだ。
 このJジルは業績が悪化していて建て直しが急務となっている企業。昨年初頭にリズクレイボーンからの買収オッファーがあり、一度断り、しかし年末に再び買収を持ちかけられたという経緯があり、タルボットはホワイトナイトとして登場したことになる。
 この分野、実はあまり目立たないのだが大きな変化が生じている。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 6:15 PM |

January 30, 2006

「ウォルマートによる家電/エンターテイメント強化策」Vol.10,No.05

アメリカ流通eニュース

 おそらくipodの流行の影響とが大きいのではないかと思うのだが、DS各社は家電カテゴリー(またはエンターテイメント)の強化に余念がない。米国流通業界では家電商品をBrown Perishableと表現する。つまり'茶色の箱に入った生鮮'と表現するほど高度な鮮度管理が求められるのだが、トレンドに乗ることが企業イメージにもつながるため、優先取り組み課題としているのである。
 ターゲットによるイニシアチブの名称はエレクトリックとエンターテイメントの頭文字を取ってE2(Eの事情)と呼ばれ、同社らしい包括的なプログラムなのだが今回はさておき、一方のウォルマートの取り組みをいくつか紹介する。トレンディなターゲットと比較すると野暮に見えるウォルマートだが、意外な取り組みを展開しているのである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 6:11 PM |

January 23, 2006

「アルバートソンズの資本売却決定」Vol.10,No.04

アメリカ流通eニュース
 1月24日にアルバートソンズの売却が決定した。一度ご破算になったディールなのだが、アルバートソンズ取締役会の一部の強い要望で復活し、決定に至った。ディールの総額はネットが98億ドル、負債も含めると174億ドルに達する。
 89年に成立したKKRによるRJRナビスコの買収総額が248億ドルで、史上最大規模には及ばないものの、小売業界史上ではKマート/シアーズの115億ドルを抜いて、間違いなく最大ディールである。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 5:45 PM |

January 16, 2006

「ホームデポが32億ドルを投じて大型買収」Vol.10,No.03

アメリカ流通eニュース
 ホームデポが11日にヒューズサプライという企業の買収を発表した。買収総額は31億9000万ドルでホームデポの社史で最高額、1ドル120円換算で3720億円という大型買収である。
 ホームデポはここ数年企業買収を立て続けに繰り返していて、買収総額を発表していないディールもあるのだが、このわずか2年程度でトータルすると50億ドル近くを買収に投入していると見積もられている。
 その背景や目的を整理しておく。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 5:40 PM |

January 9, 2006

「コーヒー市場に見る個食簡便対応への日米のアプローチの相違」Vol.10,No.02

アメリカ流通eニュース

 今回は少々趣向を変えて、コーヒーの話題にしたい。米国人のコーヒーのテイストは、アメリカンコーヒーで知られているように、コクのない薄いコーヒーがマジョリティを占めていたのだが、スターバックスが深炒りコーヒーを持ち込むことで大きく様変わりした。コーヒーに対してこだわりをまったく持っていなかった米国人が、高価なカプチーノやエスプレッソを受け入れている姿を見ると、この10年程度の間にテイストが大きく変化したと言わざるを得ない。少々大げさな表現だが、スタバは米国のコーヒー市場を革新したのである。
 その波及効果は、SMで売られるコーヒーにもおよび、レギュラーにしろインスタントにしろ、バラエティが増え、売り場も拡大している。
 この市場の活性化に乗ってメーカーも新商品を投入し始めているのだが、日本とは異なるアプローチを取っていて興味深いので、ここで紹介したい。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 2:41 PM |

January 2, 2006

「ベストバイがローカルチェーンを買収」Vol.10,No.01

アメリカ流通eニュース
昨年末の12月23日、ベストバイがロサンゼルスのローカルチェーン、パシフィックセールスを買収することを発表した。地元の住民と業界人以外にはほとんど知られていない企業で、当の地元住民である私にとっては少々驚きのディールである。マスリテールのベストバイトと、ハイエンドのアプライアンスをメインとするパシフィックセールスをくっつけるなど、想像もできなかったからである。
 ベストバイはここ数年別フォーマットの開発に取り組み始めているのだが、買収で手に入れた小型高級テレビ&オーディオ専門のチェーンストアであるマグノリアを(買収は00年)、本体の売り場に'Store Within a Store(店舗内店舗)'として導入する取り組みを開始し成功している。
 この多フォーマット戦略と、Store Within a Store戦略を鑑みると、今回の小型チェーンの買収の理由が見えてくる。

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投稿者: 鈴木敏仁 日時: 8:52 AM |

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