January 26, 2012
[ウォルマート] 夜間シフトのグリーターを廃止
ウォルマートが夜間シフトのグリーターを廃止するそうです。
正確には第3シフト、夜の22時から朝の7時までの時間帯でグリーターを置かないことに決めたとのこと。
目的はもちろんコスト削減、経費の見直しと改善は終わることの無い取り組みですが、とりわけ売上の伸びが鈍化しているウォルマートにとっては最重要課題ですから、こういう変更は今後も増えることでしょう。
このニュース、メディアがけっこう取り上げています。
店内のわずか一人の、しかも夜間シフトの変更をなぜメディアが取り上げるのかというと、グリーターはサム・ウォルトンが作り上げたビジネスモデルの象徴的な存在だからですね。今でもグリーターを採用する企業は寡少で、ウォルマートならではのユニークな存在であり続けています。
まあ、正直なところ、客数の少ないこの時間帯に入り口に人を一人貼り付けるというのも無駄な話でして、廃止は当然かなという気がします。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 1:09 PM )
| ウォルマート2012
January 25, 2012
[JCペニー] 価格戦略を変更、販促を減らしてシンプル化
昨日JCペニーが証券アナリストやサプライヤーを招いてのカンファレンスを開催、新たな戦略を発表しました。
ポイントは2つ、一つ目が価格戦略の変更、二つ目が店舗内店舗(Store within a store)の強化です。
とくに価格戦略が目を引きます。
価格を固定してしまう"エブリデー"、月ごとに値下げする"マンスリーバリュー"、毎月の第1金曜日と第3金曜日に実施する"ベストプライス"(クリアランスセール)のみとして、他の販促をすべてやめてしまう。
理由は、"年間に590近い販促企画があったのだが、お客を混乱させ、来店動機になっていなかった"というようなことをジョンソンが語っているのですが、おもしろいのはこの一文。
"To think you can fool a customer is kind of crazy"
(お客をばかにすることができると考えることはある意味狂っている)
販促を多発することは、お客をばかにすることだ、と言ってるわけです。
何事もシンプルにすることが効率化の原点だと私は考えていますので、この言葉には共感することが多い。
販促漬けの日本の小売業界は、この言葉の価値をよく考えてみるべきでしょうね。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 2:12 PM )
| デパートメントストア
January 24, 2012
[ コールズ] テキサスにネット販売用の配送センターを建設
コールズがテキサス州のダラス郊外にネット販売専用の配送センターを建設すると発表、オープンは今年の夏頃、面積は951,000sqf(約25万坪)です。
コールズは現在配送センターを13ヶ所運営していて、そのうちネット販売専用がすでに3つ、今回の追加で4つになるとのこと。
専用のセンターをすでに3つ稼働させているということに今回初めて気づきました。
当然追加する理由は売上が伸びているからで、一昨年度が前年比で50%の伸び、今年度には年商10億ドルに達すると見込んでいるそうです。
アパレルのネット販売、伸びてますね。
しかもギャップのような単一ブランド型ではなく日本語で言うところのセレクト型も伸長しているというわけで、衣料をネットで買う人の裾野がどんどん広がっているように感じます。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 2:05 PM )
| デパートメントストア
January 23, 2012
[オフィスデポ] ホームデポに次いでPaypal決済の実験を開始
先々週にホームデポがPaypal決済の実験を始めたことをエントリーしましたが、オフィスデポも開始しました。正確な店舗数は不明、資料では数店舗となっています。
ホームデポも数店舗から開始したのですが現在は51店舗まで増えているようです。
Paypalは現在大手20社近くと導入について協議中だそうで、これから増えるであろうことを示唆しています。
すでに書きましたが、このシステムは財布も、カードも、お財布ケータイも必要ないんですね。携帯の番号とPINだけで支払いが済んでしまう。
非常に便利そうです。それとリスクも低そうなのですが、それでもなんとなくセキュリティが心配ですよね。
このあたりは普及して使用数が増えてみないと何とも言いようがないところがあるのですが。
Paypalとしてはネット決済からリアルへと進出することで市場を広げたい。
小売企業としては旧来のクレジットカード業界に支配されてしまっている現状をなんとかしたい。
Paypalはおそらく安い手数料をオファーしているんだと思います。
この決済、これから広がっていく可能性が高くなってきたように感じます。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 6:06 PM )
| ディスカウントストア
January 20, 2012
[ウォルマート] サムズCEOのブライアン・コーネルが退任
サムズCEOブライアン・コーネルの退任が発表されました。後任は米国ウォルマートのイーストビジネスユニットの責任者、ロザリンダ・ブルーワー(Rosalind Brewer、発音からするとロザリンドゥですが、なんとなく座りが悪いのでロザリンダとしてます)。
この人事は結構意外でした。
サムズはいま好調でして、コーネルの貢献度は非常に高かったんですね。このままの業績を維持していれば、近いうちにまた別の部署に異動して、そこで業績を上げれば、本社の・・・なんていう道筋が見えてきていただけにびっくりです。
どうやら家族が東海岸にいるようで、家族と近くにいることを選択した、なんてことがコメントとして書かれています。前職はセイフウェイでその時から家族と離れていたんでしょうかね。プライベートな話はよく分からないのですが、ウォルマートとしては少々痛い人材の流出だと思います。
またブルーワー(49)は、関連企業のサムズではありますがウォルマートで初の女性CEOでして、異動2つともに注目を浴びる人事となっています。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 2:03 PM )
| ウォルマート2012
January 19, 2012
[ウォルマート] 新商品コンテストをネットで企画
ウォルマートが新商品を消費者に選んでもらうコンテストをはじめました。主体は@WalmartLab。
参加者は新商品の説明とビデオをサイトにアップロードし、消費者が投票し、3位までに選ばれた商品はウォルマート・コムで販売され、1位はウォルマートのホームページで目玉として販促され、店頭でも販売されるというイベントです。
イベントのサイトはこちら。
Get on the Shelf
ルールは以下の通り。
・大企業から小企業まで誰でも参加可能、ただし今までウォルマート(ネット含む)ですでに売られている商品は不可、海外からの参加も不可
・締め切りは2/22
・最初の投票は3/7~4/4で、ここで上位10商品を決定
・2度目の投票は4/11~4/24で、ここでトップ3商品を決定
・ウォルマート社員は投票できない
忙しいバイヤーが気づかない埋もれている商品を掘り起こすことが目的だということはよくわかりますが、このイベントそのものがプロモーションとなっているので、見つけ出すことと販促することが同時に実現できるというなかなか優れたアイディアです
まさに一石二鳥。
それと不特定多数の意見を集約するという意味ではまさにウェブ時代の企画と言えます。
要注目ですね、これは。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 6:22 PM )
| ウォルマート2012
January 18, 2012
[ザッポス] 2,400万人分の顧客データが流出
ネット販売のザッポスがハックされ、2,400万人分のデータが流出しました。
漏洩したデータは、氏名、電子メールアドレス、住所、請求住所、電話番号、クレジットカードの最後の4桁で、クレジットカード番号等の支払い情報は幸いにも盗まれなかったと発表されています。
大問題となるカード番号は盗まれてませんが、しかしそれ以外のデータはすべて盗まれたわけで、これはやはりただごとではなく、今のところ大きく騒がれていませんがこれから話が大きくなっていくかもしれません。すでに親会社のアマゾンとザッポスが提訴されたというニュースも出ています。
2007年にTJマックスが4,000万人分のクレジットカード情報を漏洩させてまして、それに次ぐ規模ということになりますね。
我々は便利さと引き替えにこういうリスクを絶えず負っているという認識をいつも頭の片隅に持っている必要があります。
投稿者: 鈴木敏仁 ( 5:38 PM )
| ネット販売





